「2026年から学童野球のルールが変わったって聞いたけど、何が変わったの?」
そんな保護者の方に向けて、全日本軟式野球連盟(全軟連)の資料をもとに、変更点をまとめました。
学童野球のルール変更一覧
2026年シーズンから
- 1週間の球数制限を新設
210球以内(4年生以下は180球以内) - タイム後の投球も球数に入れる
12秒・20秒ルールでタイムがかかったあとに投げた球もカウント - 選手アナウンスは敬称略
「くん」「さん」を付けない - 監督・コーチの年齢
20歳以上 → 18歳以上に - 監督がグラウンドに出て指示できる記述を削除
- アイブラックの使用を認める
2027年シーズンから
- 同じ試合での投手と捕手の兼任禁止
【2026年〜】1週間の球数制限
いちばん大きな変更が、1週間の投球数の上限です。
| 学年 | 1日 | 1週間 (新設) |
|---|---|---|
| 5・6年生 | 70球 | 210球 |
| 4年生以下 | 60球 | 180球 |
なぜ1週間の制限ができたの?
これまでは「1日70球」の制限だけでした。
そのため、土日の連戦などが重なると、1週間で投げる球数が多くなることがありました。
全軟連はケガの予防のために、1週間の上限を加えました。
タイムのあとに投げた球も数える
投手は、走者がいないときは12秒以内、いるときは20秒以内に投げ始めるルールがあります。
この時間をこえてタイムがかかったのに投げた球も、投球数に入れることになりました。
親ができる投げすぎ対策は、こちらで詳しく紹介しています。
【2027年〜】投手と捕手の兼任禁止
2027年からは、同じ試合の中で投手と捕手を兼任することが禁止されます。
なぜ禁止になるの?
投手だけでなく、捕手もひじや肩への負担が大きいポジションだからです。
同じ試合で両方を務めて、負担が重なるのを防ぎます。
できること・できないこと
| 例 | 2027年〜 |
|---|---|
| 投手 → 途中から捕手 | × できない |
| 捕手 → 途中から投手 | × できない |
| 投手 → 遊撃手 → また投手 | ○ できる |
| 捕手 → 一塁手 → また捕手 | ○ できる |
つまり、投手と捕手の行き来だけがNGです。ほかの守備位置へは移れます。
チームへの影響
エースの子が捕手も務めるチームは少なくありません。
2027年からは、投手と捕手をそれぞれ複数人育てることが、これまで以上に大切になりそうです。
そのほかの2026年の変更
アナウンスは「くん」「さん」なし
試合中の選手アナウンスは、すべて敬称略になりました。
監督・コーチは18歳からOK
20歳以上から18歳以上に変わりました。OBの若いコーチが関わりやすくなりそうです。
アイブラックが使えるように
目の下に塗ったり貼ったりする、まぶしさ対策のアイブラックが認められました。
四球の走者は、防具を本塁の近くで外す
レッグガードなどは本塁の近くで外してから、一塁へ向かいます。試合のスピードアップのためです。
タイムのとき、投手に飲み物を届けられる
監督やコーチがマウンドに行くとき、ペットボトルやタオルを持っていけることが明記されました。
保護者が知っておきたいポイント
① 1週間の球数を把握する
「今週あと何球投げられるか」を、チームで管理することになります。
保護者も、試合で何球投げたかを知っておくと安心です。
② ポジションの変化を前向きに
2027年からは、投手や捕手を任される子が増えるかもしれません。
新しいポジションに挑戦するチャンスとして、応援してあげましょう。
よくある質問
Q. 練習の球数も1週間の制限に入る?
全軟連の制限は、試合で投げた球数についての決まりです。
ただし、練習で投げた球も体への負担になるので、合わせて気をつけましょう。
Q. 投手と捕手の兼任禁止は2026年から?
いいえ。全軟連の資料では2027年からです。2026年はこれまでどおりです。
Q. バットのルールも変わった?
今回の全軟連の資料には、学童部のバットの変更は含まれていませんでした。
使えるバットは、チームや大会の規定を確認しましょう。
まとめ
どの変更も、子どもたちが長く野球を楽しむためのものです。
親も変更点を知っておき、子どものひじや肩を守ってあげましょう。
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