「うちの子、ボールをどれくらい遠くまで投げられたら合格なんだろう?」
遠投は、肩の強さや全身の使い方が分かる大切な指標です。
【結論】国の体力テストのデータでは、小学6年生男子のソフトボール投げの平均は約26m です。野球をしている子なら、この平均を大きく超えることを目標にしましょう。
この記事では、次のことをまとめます。
- 小学生のボール投げの学年別平均(男子・女子)
- 野球をしている子の遠投の考え方
- 遠くへ投げるためのコツと練習方法
- 肩やひじを痛めないための注意点
小学生のボール投げ平均一覧(学年別)
文部科学省・スポーツ庁が毎年行っている「体力・運動能力調査」の、ソフトボール投げの平均値です(令和6年度)。
| 学年(年齢) | 男子 | 女子 |
|---|---|---|
| 1年生(6歳) | 8.34m | 5.69m |
| 2年生(7歳) | 11.80m | 7.37m |
| 3年生(8歳) | 15.05m | 9.47m |
| 4年生(9歳) | 18.95m | 11.57m |
| 5年生(10歳) | 21.67m | 13.56m |
| 6年生(11歳) | 25.67m | 15.68m |
※出典:スポーツ庁「体力・運動能力調査」(令和6年度)
これは「野球をしていない子も含めた」平均です
体力テストのソフトボール投げは、野球をしていない子も含めた全国の平均です。また、使うのはソフトボール(1号球)で、少年野球で使う軟式J号球とは重さも大きさも違います。
そのため、野球をしている子なら、この平均を大きく上回っていてほしいところです。
野球をしている小学生の遠投はどれくらい?
実は、少年野球の遠投について、学年別の公式な平均データはありません。チームや投げ方(ノーバウンドか、助走ありか)によって条件がばらばらだからです。
そこでおすすめなのが、次の2つの見方です。
① 体力テストの平均と比べる
学校の体力テストのソフトボール投げの記録が、上の表の平均よりどれくらい上かを見ます。平均を大きく上回っていれば、肩が強いほうと考えてよいでしょう。
② 自分の記録の伸びを見る
同じ場所・同じボール・同じ条件で、2〜3か月ごとに測ってみましょう。他の子と比べるより、自分の記録の伸びを見るほうが練習のやる気につながります。
遠くへ投げるためのコツ
① 体全体を使って投げる
腕の力だけで投げると、すぐに限界がきます。足を踏み出して、腰→胸→腕の順番に力を伝えることが大切です。
② ボールを放す角度を意識する
遠投では、真っすぐ前ではなく少し上(斜め上)に向かって投げると距離が伸びます。低すぎても高すぎても距離は落ちます。
③ 助走をつける
ステップや軽い助走を入れると、体の勢いをボールに乗せやすくなります。
④ 投げ方を道具で身につける
正しい腕の振り方を覚えるには、専用の練習道具を使うのも効果的です。やり投げのような形の「FLECHA(フレーチャ)」は、まっすぐ投げないときれいに飛ばないので、正しい投げ方が自然と身につきます。
【結論】FLECHAで球速・コントロールは伸びる?実際の効果や口コミを徹底解説
遠投の練習で気をつけたいこと
投げすぎに注意する
小学生の体はまだ成長中で、肩やひじを痛めやすい時期です。日本臨床スポーツ医学会は、小学生の全力投球数を1日50球以内、1週間で200球以内にすることを提言しています。
しっかりウォーミングアップをする
いきなり遠くへ投げるのはケガのもとです。短い距離のキャッチボールから始めて、少しずつ距離をのばしましょう。
痛みがあったらすぐに休む
肩やひじに痛みがあるときは、無理せず休ませてください。痛みが続く場合は、早めに整形外科を受診しましょう。
遠投と球速の関係
遠くへ投げられる子は、体全体を使って投げられている子です。そのため、遠投の距離が伸びると、球速も上がりやすくなります。
球速の目安や、球速を上げる練習方法はこちらの記事で紹介しています。
小学生の球速平均一覧|何キロなら速い?おすすめの球速測定器も紹介
【保存版】球速を10km/h上げる方法|小学生でも実践できる練習法
よくある質問
遠投は何メートル投げられたらすごい?
はっきりした基準はありませんが、まずは体力テストのソフトボール投げで学年の平均を超えることを目標にしましょう。平均を大きく上回っていれば、肩が強いほうと言えます。ボールや条件によって記録は大きく変わるので、他の子と比べるより自分の記録の伸びを大切にしてください。
女の子でも遠投は伸びる?
もちろん伸びます。投げ方のコツをつかむだけで、数メートル単位で記録が伸びることも珍しくありません。
遠投の練習は毎日してもいい?
全力の遠投を毎日続けるのはおすすめしません。肩やひじを休ませる日をつくり、投球数の目安を守りましょう。
まとめ
国の体力テストでは、小学6年生男子のソフトボール投げの平均は約26mです。野球をしている子なら、この平均を大きく上回ることを目指しましょう。
遠投を伸ばすには、腕だけでなく体全体を使って投げることが大切です。投げすぎには注意して、記録の伸びを親子で楽しんでください。
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