「マルチスピードテスターを買ったけど、どこに置けば正しく測れるの?」
置き方ひとつで数値が変わるので、迷っている方も多いと思います。
この記事では、SSKのマルチスピードテスター(MST400・MST500)の使い方を、モード別に分かりやすく解説します。
マルチスピードテスターでできること
モードを切り替えるだけで、5つの測定ができます。
- ピッチング
投球の初速。回数・最高・平均も表示 - バットスイング
素振りのスイングスピード - バッティング
ティー打撃のスイングスピードと打球速度。ミート率も表示 - マルチ
投球の終速(キャッチャー側)やサッカーのシュートなど - ゴルフ
ヘッドスピード・ボールスピード・ミート率・推定飛距離
測定範囲は、野球の3つのモードが30〜180km/h、マルチモードが30〜300km/hです。
使う前の準備
① 電池を入れる
電源は単4形乾電池4本です。電池は付属していないので、買うときに一緒に用意しましょう。
② 三脚を用意する
本体は三脚に取り付けられます。
地面に置いたり手で持ったりすると、位置や角度が毎回変わり、数値がぶれやすくなります。三脚はほぼ必須と考えましょう。
③ モードを選ぶ
電源を入れて、本体のボタンで測りたいモードを選びます。
あとは投げたり振ったりするだけで、ボタンを押さなくても自動で数値が表示されます。
正しく測るための置き方の基本
マルチスピードテスターは、レーダー(マイクロ波)でスピードを測ります。
レーダーは、センサーに向かってくる(離れていく)方向の速さを測る仕組みです。
まっすぐ前か後ろに置く
ボールやバットの動く方向から、ずれた横や斜めに置くと、実際より遅い数値が出てしまいます。
ボールなら「投げる方向の延長線上」、バットなら「振り抜く方向の延長線上」に置くのが基本です。
高さを合わせる
三脚の高さは、ピッチングならリリースの高さ、スイングならバットが通る高さに合わせましょう。
近すぎ・遠すぎに注意
距離が合っていないと、正しく反応しないことがあります。
モード別の測り方
ピッチング(球速・初速)
- 投手の真後ろに三脚を置く
- 高さはリリースの高さに合わせる
- 投げると自動で球速が表示される
投手のすぐ後ろに置くので、腕や体が当たらない位置にしましょう。
マルチ(終速・キャッチャー側から)
- キャッチャーの後ろに置き、投手の方に向ける
- 捕手に届く直前のスピード(終速)が分かる
ボールが当たらないように、ネットの後ろなど安全な場所に置きましょう。
バットスイング(素振り)
- バットを振り抜く方向の正面(または後方)に置く
- 高さは、バットがボールをとらえる高さに合わせる
正面に置く場合は、バットが届かない距離を必ず空けましょう。
バッティング(ティー打撃)
- ティーバッティングで、スイングスピードと打球速度を同時に測る
- ミート率(スイングの速さが、どれだけ打球の速さに変わったか)も分かる
打球が本体に当たらないよう、打者の後方に置くと安全です。
数値がぶれる原因と対策
- 角度がずれている
→ 動く方向のまっすぐ前か後ろに置き直す - 手持ち・地面置き
→ 三脚で固定する - 距離が毎回ちがう
→ 置く位置に目印をつける - ほかの動くものが近くにある
→ 測る人以外は、センサーの前を横切らない
MST500ならスマホで記録できる
上位モデルのMST500は、Bluetoothでスマホとつながります(iPhone・iPadのみ対応)。
- 測った数値をアプリに自動で記録
- フォームの動画といっしょに確認
- 数値の読み上げで、一人でも練習しやすい
MST400とMST500のどちらを選ぶか迷っている方は、こちらで比べています。
記録を伸ばすための使い方のコツ
① 月に1回、同じ条件で測る
毎回測るより、月に1回くらい同じ条件で測るほうが、成長が分かりやすくなります。
② 最高だけでなく平均も見る
最高の1球より、平均が上がっているかを見ると、本当の実力の伸びが分かります。
③ 学年の目安と比べてみる
小学生の球速やスイングスピードの目安は、こちらでまとめています。
よくある質問
Q. ボタンを押さないと測れない?
モードを選んだあとは、投げたり振ったりするだけで自動で測れます。
Q. 室内でも使える?
使えます。ただし、ボールやバットが本体や周りの物に当たらないよう、十分な広さを確保しましょう。
Q. 数値が低く出る気がする
置く角度がずれている可能性があります。動く方向のまっすぐ前か後ろになっているか確認しましょう。
Q. 電池はどれくらいもつ?
1日1時間の使用で、MST400は約1か月、MST500は約3週間が目安とされています。
まとめ
正しく置けば、成長が数字でしっかり見えるようになります。親子で記録を楽しんでください。
▼関連記事

コメント